ヒオウギ
オニユリ

いまがオニユリの花が咲く季節です
アジア原産のユリ科多年草植物で
日本へは中国経由で入って来たらしい
栽培はされていて、食用のゆり根を取るために栽培されるのですが
今では山野にも野生化したものが随所に花を咲かせtれいます

花弁が赤く反り返った様子を鬼の顔に見立てたのでしょうか
ゆり根は気管支炎や、鎮咳去痰の薬理作用があり
お正月のオセチに加えるのは薬効を期待してでしょうか
オセチの残りのっ球根を土にうずめておいても育ちます

繁殖は球根からの他に
葉の付け根に黒い丸い球ができます
これをムカゴと言いますが、ムカゴを植えても花が咲きます
ムカゴは手で簡単に外せますので
オニユリを栽培されたいと\思う方は
球根を掘り取るのでひゃなくムカゴから育ててください
そうして保存さえすれば親株は翌年花が咲きますので

ホソバヒャクニチソウ
トレニア
ヤブカンゾウ

オレンジ色の美しい花が咲いています
ノカンゾウは一重咲き、こちらは八重咲なので多分ヤブカンゾウ
ユリ科の多年草で日本はじめ東アジア原産です
やや湿った渓流沿いや、池の堤などによく見られます

早春の新芽は山菜としておいしく
また蕾も湯がいて酢の物などに食べられます
かなりおいしいほうの山菜に分類する野草です
この花の乾燥したものは金針采と言う漢方薬になります
風邪ひきや,、不眠症、利尿剤としての効能があるようです

栽培は山野に生えるのを株分けするのがいいでしょう
根元に球形の根塊がありますからこれごと株分けします
やや湿ったところが好きなので地植えがいいと思います
野草ですから目だった病虫害も無いようです
もちろん種から育成も大丈夫です

クチナシ
サルビア

夏の花壇には欠かせない花サルビア
真っ赤な燃えたつようなサルビアスプレンデンスはみんなに親しまれています
原産地はブラジル他のシソ科の多年草ですが
日本の冬は越せないので一年草扱いです
屋内に入れて育てれば越冬できます

夏の真っ盛りに育つ花ですから、水はたっぷり与えます
肥料も時々忘れずに施してください
大事なのは花柄摘みですが
多数の花柄を取るのは大変ですので
花茎の根元で切り取ります

そして伸びすぎた枝はついでに剪定して脇芽をださせてください
そうする事でこんもりとよりたくさんの花が楽しめます
また差し芽で増やすこともできますのでお試しください
普通は種まきからですが、気温が上がらないと発芽してきませんので
種まき時期おはゴールデンウイーク以降がいいと思います

ニューギニアインパチエンス
ヒャクニチソウ

百日の間と言う意味ではなくて、長期間花が咲くという
百日草、ヒャクニチソウです
日本へは江戸時代にやって来たそうです
原産地はメキシコでキク科の一年草です
従来は仏花としてのイメージが強かったのですが
今では百日草と、細葉百日草の交配した3つの種がありますがあり
多様な品種が出てまいりました

すこぶる丈夫で作りやすい花です
夏の日差しにも負けじと咲き続ける頼もしさ
ただヒャクニチソウは根直根で移植を嫌うのと
過湿には弱くてむしろ乾燥には耐えるという草花です
日当たりと風と通しの良い場所に植えてください

時にやられるのはうどん粉病です
葉が白く粉を吹いたようになりますが
今はうどん粉病に対する薬剤も各種出ていますし
手っ取り早く重曹を水に溶いて吹きかけても大丈夫です
今ではfフラワーアレンジメントの材料としてもますます人気の花
今ではジニアと言うほうがふさわしくなりました

ハマボウ
アガパンサス
サルビアガラニチカ
キキョウ

いまキキョウが盛んに咲いています
ムラサキの花は美しいですね
キキョウと言えば秋の七草のひとつとして有名ですが
実は今咲いているものは、園芸種でして、
本来の山野に自生するキキョウは秋に花が咲くのです

でも自然状態で生育するキキョウは著しく減少をして
現在では絶滅危惧種になっています
森林の荒廃が,針葉樹ばかりの植林が山そのものの環境を変えてしまいました
これからは秋の六草になりそうです

キキョウの根はサポニンを多く含み、漢方薬です
呼吸器系の疾患に良く聞きます
去痰作用が顕著で、漢方薬ではキキョウ湯として用いられます
キキョウは氷点下10度でも枯れませんので日本中で栽培できます
根は直根なので移植は嫌いますが
挿し芽や株分けなどで増やします

オシロイバナ
キョウチクトウが開花し始めました

キョウチクトウは夏の花
インド原産で暑さが大好きです
公害も非常に強く、道路の分離帯や公園樹にも採用されています
花は少しねじれた扇風機の羽根ような形です
これから秋まで花が咲き続けます

ご家庭で植えたいと思うのは理解できますが
ちょっとお待ちください、夾竹桃は危険な植物です
いや、見ているだけなら何ら危険性がございません
しかし、キョウチクトウ全体が有毒で
その植えた土にまで有毒成分が残るほど

オレアドリンや、ストロファチンと言う毒が含まれています
間違うと致死するほどで、これの枝で作った箸で食事をして
中毒をしたという事例もあるほどです
燃やした場合灰や煙にも有毒成分が出ますので
ゴミとしての収集は断られます
そのあたりをよくご理解の上キョウチクトウを愛でてください

ヒツジグサ

少し変わった花のヒツジグサがありました
ひょっとしたらヒツジグサでない可能性もありますが
ヒツジグサは日本在来のスイレンの仲間です
普通は花弁が何枚もあり少し水面から角度をつけて立ち上がります
この写真の物は花弁が非常に数が少なくて広く大きいのです

それで一応ヒツジグサと言うことにしておきましょう
ヒツジグサは昔の時刻の呼び方
ヒツジの刻今でいえば14時ごろに咲くからだそうです
実際はもっと早くから夕方まで咲くようですが

ヒツジグサは鉢に土を入れて植え付け
水中に沈めますが、葉っぱが沈没しない深さに水位を調整
日当たりのいい環境に置けば花がが咲きます
冬は葉が枯れますが大丈夫です
春には再び新しい芽が出てきます
(和歌山市四季の里)

ブルーベリー

ブルーベリーはアメリカが原産の落葉果樹です
秋の紅葉も素晴らしく美しいものです
ツツジ科属します
いまからがブルーベリーの収穫時期です
黒くて丸い実は甘くておいしいものです

このブルーベリーは眼にいと言われていますが
本当でしょうか>全国の眼科医がつぶれないところを見ると・・・
ブルーベリーはおいしいのですが
栽培するうえでの欠点があります
それは一度に熟さないので、毎日少しずつの収穫になります

繁殖は挿し木で簡単に行えます
ブルーベリーの実をほぐして中の細かい種をまいても発芽します
この実生繁殖は新しい品種が生まれる可能性もありますので
是非挑戦をしてほしいのですが
日本にもシャシャンボとかナツハゼと呼ばれる在来のブルーベリーが
ありますが最近は里山の交荒廃で見かけにくくなりました

ノウゼンカズラ

ノウゼンカズラが盛んに花を咲かせています
中國が原産の他、アメリカ原産の物もあります
またこれらの交配した雑種も見られてにぎやかです
花は一日花ですが、旺盛に次々花を咲かせます

地面には落花したもので花のじゅうたんになります
いちど植え付けるとぐんぐん伸び旺盛に何にでも這い登ります
木造家屋に植えると気根やノウゼンの重量で壊されそうです
ですからこれはどこか崖の斜面に下垂さすとか
フエンスに絡ませる栽培が一番です

挿し木で簡単に増やせますからお好きな人は今が挿し木の時期
冬に落葉したら思い切り裸になるまで剪定をしてもに大丈夫です
春にはまた新芽が伸びてきますが、過湿は好みません
日当たりのよい水はけの良好な場所が植え場所です

セキチク
大雨

九州各地の洪水被害のすごさにことばもありません
被災された皆様には心よりのお見舞いを申し上げます
私の友達も、九州の知り合いと連絡が取れないと言います
通信回線の不具合から連絡が取れずにいると思うのですが
何とか無事でいてほしいものですね

私の住む和歌山も2日前から強風と強い雨が降り続きます
今朝は雷が鳴り、強風の中、滝のような大雨が降ります
今朝川の水は警戒レベルを超えて溢れそうになり
先ほど避難準備情報、避難勧告が出されました
しかし川に近づくのは危険ですので川の様子を見に行かないように

一晩中防災無線の放送がありました
それはいい事なのですが大雨の中内容はよく聞き取れません
幸い携帯電話のエリアメールは度々アラームをならせてくれます
結局一晩中ほとんど眠れないことになりました
早く大雨が収まってほしいものです
皆様のご安全を願います

ソラナム

ソラナムの花が咲いています
紫色の花は美しいです
この花はナスの仲間でして、花もナスによく似ています
南アメリカ原産の低木で背丈は2メートル程度です
脇芽がしきりと伸びだしてその先には必ず花が咲きます

我が家では冬の気温は低くソラナムはすべて落葉してしまいます
しかし春には再び新しい芽が伸びだしてきます
気温さえ確保できれば周年開花だそうですが
なかなかそのような環境を作れませんので放置ですが
屋外に地植えでも無事越冬してくれます

ごくまれに実がなるそうですが
我が家のソラナムには実がまだなったことがありません
この実は有毒だそうですから食べないようにいたします
ホウズキカメムシと言う、大型のカメムシが盛んにやってきます
これとの格闘のひびです、殺虫剤のスプレー片手に奮闘しています
繁殖は挿し木がお勧めです。簡単に発根いたします

ニチニチソウ
マンデビラ

マンデビラの花が美しく咲いています
キョウチクトウ科の花木ですが
日本の冬を普通は越せませんので、一年草扱いです
生まれは中米や南米アルデンチン附近なのです

耐寒温度はおよそ10度と言いますから相当厳しいですね
慣れた人で水管理ができればもう少し低い温度でも越冬するようですが
とにかく過湿を避けてあげることです
他の鉢花と並んでおいてしまうとついついでに水を
古株になれば多少の過湿も耐えるようですが

日当たりにおいて育ててゆきますと
肌寒くなるころまで花が咲きます
その後は思い切り剪定をして屋内に取り込むことになりますが
その時樹液に触れた手で口に何かを運ばないでください
キョウチクトウ科の植物はは全般に有毒ですからご用心ください

ポポー

ポポーってなあぁに?
ポポーは果物です、がおなじみじゃありません
北アメリカ原産のバンレイシ科の果樹です
いまはまだ幼果ですがまもなく大きくなります
木の高さは数メートルになりますが剪定で低くできます

ポポーは非常に甘くねっとりとした食感
独特の香りがありますが、この香りを嫌う人もいます
そのために果物屋さんの店頭に出ることはごく稀ですが
いちどポポーを食べた人は、好き嫌いは別として忘れることはございません

上手く果実が手に入ればぜひ種まきをしてください
ただ一度寒さに合わせないと発芽しないのと
発芽温度が25度以上なのでそこを処理するのがコツです
病虫害もほぼなく、暑さ寒さもびくともしない果樹です
実の大きさは握りこぶしほど、完熟すれば自然に落果します

あじさいの最盛期

梅雨の真っ最中ですが、アジサイには雨が良く似合います
日本原産の花木でおなじみのですが
水分を好むので梅雨の雨を吸って生き生きしています
まもなく梅雨明けと共に紫陽花の花も終わりますが

アジサイの花は他の植物の様に花が散ることがありません
アジサイそのためいつまでもドライフラワーのような花の残骸が
枝先に残ります
これではアジサイには気の毒なので切り取ってあげてください
アジサイは2年目の枝に花が付きます
そこのところを見極めて剪定をしてあげましょう

切り取った枝は、葉をほとんど切り取った後
挿し穂として清潔な土に挿してください
案外活着率のいいものです
アジサイにはうどん粉病などが発生することもありますが
良く日に当てて殺菌剤などの塗布をすれば防げます

ヒシバデイゴ

いまがヒシバデイゴの花の最盛期
真っ赤な花が異国情緒を醸し出します
我が家に来てからもう20年以上になるでしょうか
どこでで入手したかも忘れたほどです
はじめは小さなポットに入っていました

今では幹も直径20センチほどにもなりました
この花が咲く梅雨が始まり、咲き終わるころ梅雨があけます
このデイゴは今から180年ほど前に作り出された園芸種だそうです
マメ科の植物で肥料は自家調達するので
成長が旺盛で、ぐんぐん大きくなります
毎年丸裸に剪定をしますが、春の新芽に花が咲きます

耐寒温度がマイナス5度と言いますから西日本ならどこでも育ちそうです
これによく似たアメリカデイゴは街路樹にもなっています
沖縄ではこれを屋敷壊しと言うほどです
わけは成長が著しく根が屋敷の石垣などを破壊するからだとか
繁殖は挿し木か根伏せそうですがまだ実証していません
