ハゼの紅葉

ハゼの紅葉がずいぶん遅れました
ハゼノキの紅葉は素晴らしいものですが
これにかぶれる人があって、誰でもハゼノキを触れるわけではありません
原産地は中国やインド付近と言います

江戸代より前には日本に入って来たらしいです
このハゼの実からロウが取れますが
それまでの照明は、液体の油を燃料とする
行燈が主流で、固形燃料の蝋のちょうちんができて
始めて夜間の外出にも使えるようになったのです

今ではLEDの時代でずいぶん様変わりをしたものです
今ようやく山のハゼが紅葉してまいりました
素敵な赤い色です。この写真のハゼはまだ幼木です
一説によりますと、夏を過ぎればハゼはかぶれないとも言いますが
私が確かめたわけではありません
紅葉が美しいからとてむやみに触らないほうがいいでしょう
