ムベ

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ムベはまもなく赤く色付き熟します
ムベはアケビの仲間で、日本はじめ東アジアに分布しています
アケビ同様熟した果肉はおいしいものです
ムベはアケビよりも味が濃く絶品
ただアケビは結構見つかるのにムベはなかなか見つからないのが残念です

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それというのも、ムベはアケビの様に果皮が割れてこないのです
それだけ小鳥に果肉を食べられ種を広範囲に散布される機会が少ないのでしょう
ムベは漢方薬にもなります
利尿剤で腎臓に弱いところの方にはいい薬です

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今でもムベの実は宮中に献上しているそうです
その由来は昔近江の国を訪ねた天皇は高齢なのにもかかわらず
元気満々の老人に、どうしてそんなに元気なのかと尋ねたところ
ムベを食べていると答えたそうです
それ以来天皇家にムベを献上することに成ったそうです

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ケイトウ。アマランサス


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ケイトウは真夏でも咲いていますが
本当に美しくなるのはこれからでしょう
寒さが加われば草紅葉になって全草が赤くなります
まるで花壇に炎が立ち上がるかの様になるのです
このケイトウから赤い色素が取れて食品の着色に使われます

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ケイトウはヒユ科の植物です
ホウレンソウなども同じ仲間でして主に東南アジアなどで
ケイトウの若葉は食用に用いるそうです
私はまだ食べていませんが、
見るからに柔らかい若葉は結構おいしいのじゃないかと思います

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アマランサスは花がしおれないというのが語源だそうで
この花をドライフラワーにすれば豪快な乾燥花ができます
世界各地でケイトウ種子もを食用にしていますが
栄養価は高く100グラム400カロリー近くにもなり
ミネラルも豊富です
種子もアステカ文明の下では主食に近かったようです

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ブルーサルビア

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青紫の花が魅力的です
メキシコ原産のシソ科の植物です
この仲間はみんな薬効があると言われています
ブルーサルビアもいろんな薬理作用があるのでしょう

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シソ科の植物は日本でも大切にされています
梅干しに赤しそはおおなじみですし
赤シソで作るシソジュースは作り方も簡単で
飲んでも爽やかでおいしいです
青シソはお刺身には欠かせないものです

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これらシソ科の薬効は収れん作用や装束作用が期待できるそうです
豚肉にセージを混ぜたものがソーセージとそのままの名前でおなじみです
栽培は比較的容易で、日当たりのいい場所
水はけの良好な場所が良く
摘芯すればわき目が出てたくさんの花を楽しむことができます

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ツユクサ

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はかないものの代名詞ツユクサ
朝に花が開いても午後にはすっかりしぼんでしまうのです
恋人の移ろいの心だとも言われていますが
それにしてもいつ見ても素敵な花だと思います
野草の花でこの藍色の花は大変すくないのです
また花弁が3枚で上向きが2枚下向きが1枚
三兄弟で出世した2人と落ちこぼれの一人を表しているそうです
わたくし??もちろん下の一枚です


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このツユクサの仲間に、アオバナというのがありますが
様とは、友禅染の下絵を描く色素になります
花弁を絞ってその汁で下絵を描き水洗いしますと簡単に青い色素は流れます
アオバナのない季節のため、花の汁を紙に吸わせて乾燥させ
色紙を水に浸して使うのです

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ツユクサは漢方では、心臓の薬や下痢止め
むくみ浮腫を取るのに効果があるとして用いられます
ツユクサの若い芽はそのままゆでて食用にも出来ます
おひたしや天ぷらにいかがでしょうか
道端のどこにでもあるおなじみの野草です

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タマスダレ

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タマスダレが行列になって咲いています
今では相当の範囲で野生化もしています
アメリカ大陸原産のヒガンバナの仲間です
常緑で暖地ならそのまま冬を越します

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ヒガンバナの仲間にはサフランモドキというのもありますが
こちらは花がピンク色で美しいです
病害虫はほとんど見られません
ですから育てやすい事はうれしい事です
逆に増えすぎて困るくらいです

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タマスダレは真夏の暑さも平気です
花壇に植える場合水はけのよい土がいいと思います
乾燥は余り良くないので乾燥が遂ずく様ならマルチングをするとよいでしょう
春暖かくなれば株分けをして移植して増やせます
このような自然交配をしたのかハイブリッドも見られます

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キンエノコロ


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キンエノコロ金狗尾と書くのだそうです
金色の犬のしっぽと言うことですね
同じもの仲間でもネコジャラシというのがありますからいずれも動物に由来するのは面白いですね
これらはみんなイネ科の雑草でしていたるところに生えています

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農家を困らす畑地雑草で抜いても抜いても生えてきます
いちど種が地面に埋まると10年は生きていて
何らかの機会があればここぞとばかりに芽出すのだそうです
通称ネコジャラシは秋のエノコログサというそうです

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食料にもできる粟という穀物はこれらから改良されたもので
イヌコログサを馬鹿にしてはいけません
遠いご先祖様がこんなものをたべて命をつないできたのです
興味があればこれをドライフラワーに加工しても楽しいです
良く乾かして好みの色で染めると雑草もずいぶんいい素材になります

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フウセンカズラ

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フウセンカズラが実りました
風にゆらゆら揺れています、楽しいですね
無患子という高木があります(ムクロジ)
黄葉が美しい木ですが、この無患子の仲間です
無患子も黒くてかたい実を結びますが、フウセンカズラも堅い種です

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どちらも同じように球形の種子です
フウセンカズラを夏の日差しを遮るみどりのカーテンにするといいですよ
蔓性植物でそのまま伸ばせば二階近くまで伸びます
元来は熱帯植物ですので、暑い夏は大好きです

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発芽はすこぶる良好で、こぼれた種からも自然に芽が出てきたりします
発芽適温がかなり高いので春の終わりぐらいにまくといいでしょう
みどりの風船のようなものが種が充実すると茶色くなります
その中にお猿さんそっくりな丸い種が入っています
面白い植物です。花は白くて小さく目立ちません

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秋の山道

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まだ本格的な秋にはなっていませんが
これからは里山を歩くのに絶好の気候になってきます
でも時にはこんな長いものにも出会いますよ
それによく似たものにマムシグサがありますが
マムシグサはまもなく赤い実を実らせます

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オトコエシが咲いていました
本来はもう少し前の時期に咲くものが
ことしの秋の高温のためかまだたくさんの花がついています
里の花畑では黄色いオミナエシが咲いていて
男女共演ですね

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オトコエシは白い白米の飯
黄色いのは女が食べるアワの飯という男女差別の象徴です
道端にはノビルの花が咲いています
これはネギの仲間で、ニラの様に使うこともできます
昔はこれをご飯に炊きこんで食べてという貧しい時代もあったようです
人呼んでヒル飯、ヒルとはネギの事、この球根は確かにおいしいのです
薄紫の物はツルボ、この球根も昔は飢饉のときに掘りだして食べたといいます

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モクレンの実

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モクレンの実をご存知でしょうか?
この奇妙な形のものがモクレンの実です
なぜこのような形になったのか。進化の過程でそれなりの理由があるのでしょう
山に行くとコブシというモクレンの仲間がありますが
そのコブシの名前の由来は、種の形が拳に似ているからです

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この赤いサツマイモのようなものの中には数個の種が入っています
やがて外皮が枯れてくると中から種が落下します
たくさんの赤いさやから落ちた種はどこに行くのでしょうか
種は糸状の物でつながっていて
強風が吹かなければ下に落ちない仕組みです

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そして風が吹く日に種は旅立つというわけです
早春に美しい花を咲かせて私たちを楽しませてくれる
モクレンですが、この花びらを天ぷらにすれば食べられるそうです
しかしせっかく美しく咲いた花を食べなくても、ほかに食べられるものが
たくさんありますから実験的に食べるだけにしてくださいね

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スズメ瓜

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スズメの販売じゃございません
私は赤と白の縞模様が美しい
オキナワスズメウリも栽培していますが
今回は本州によくみられるスズメウリです

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スズメウリは野生のウリ科植物です
蔓性で長さは2~3メートルになります
他の樹木や植物に絡みながら上に伸びてゆきます
いまスズメウリが熟してきて
緑から白い果実が見られるようになりました


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スズメウリの名前の由来はカラスウリよりも小さいからだそうです
スズメウリの実の大きさはビー玉ほどのサイズ
絡んだ蔓からぶらぶらと垂れ下がります
季節風の寒い冬に、スズメウリの実が風に揺れているのもいいものです
何らかのp薬効もあるのでしょうけれどまだ調べていません
みどりの実はまだ完熟前の物です

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ノブドウ

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ノブドウは日本全国に分布するブドウの仲間です
山ぶどうは食べれますが、ノブドウは食べれれません
でも七色に輝く美しい実をつけます
本来は白い実ですが昆虫が規制すると色の変化が起きるようです

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ハノブドウの花はヤブガラシそっくりです
やはり仲間だけのことはあります
ノブドウの実は漢方薬になるそうです
蛇葡萄と言いまして、関節や腰の痛みに効くといいます

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ノブドウは野原に行けばいくらでも見つかります
蔓を絡ませほかの植物に這い登ってゆきます
この花には蜜が多いのか蜂くやってきます
蜜を吸うのに夢中なのかその時は鉢に接近しても刺されません

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ミズヒキ

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いまミズヒキという植物が花を咲かせています
ミズヒキはタデ科の多年草です
藪の陰とか林縁のあまり日当たりの強烈でない場所に良く生えています
赤い花は細い紐状です

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花にはカギ爪があり、これが動物などについて種を運ばせます
花は大きさが2~3ミリの小さなものが一列についています
花穂の長さがおよそ30㎝にもなります
これを人はおめでたい時に使う水引に見立てたものです

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このミスヒキは一時激減していましたが
最近は復活の様相です
でも一部の県では絶滅危惧種に指定されています
分布は日本全国に及ぶようですが
まことに日本の風情に似合う植物、大事にしたいですね

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ハギ



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おなじみの秋を代表する野の花です
最近は本当の野の花のハギはめったに見られません
花それはヌスビトハギという種類のハギです
このハギの種は,カギ状の突起がついていて
道を行く動物や人の衣服に付着するのです

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今では園芸種のハギが主流ですからこのヌスビトハギをご存じない方も多数でしょう
お月見には欠かせないハギの花ですが
今度の111日は月が美しく見えるという13夜です
満月は14日です先月のお月見はまだ月が南のほうでしたが
今度の満月では月が北の方角に上がってきます
いわゆる中天高くです

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ススキの穂も出そろいハギも満開です
そしてサトイモはじめ芋類が収穫期を迎え
栗やアケビの山のおいしいものもたくさん実ります
黒豆をゆでて、月をめでつつ、軽く晩酌などいいですよね
是非11日には腫れ上がることを願っています

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クズ


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クズの花です。マメ科のつる性植物
ご存知秋の七草の内の一員です
この根から良質な澱粉が取れます
いわゆる片栗粉というものですが
今ではクズの採取量が少なく、
ジャガイモのでんぷんが片栗粉になっています

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クズの根は地下深く貫入していて
これを掘り起こすのは極めて重労働
機械力を活用しようにも、
クズの生えている山の中には機械が入りません
ひたすらスコップで掘りだすよりほかないのです

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そしてようやく掘りだしたクズの根を加工するのも大変
値をすりつぶし、水の中でアクを取りつつ
何度も不純物を取り除きようやく真っ白な澱粉が取れるのですが
今では高級和菓子に鹿使えない貴重品です
葛根湯というのはクズの根の漢方薬です

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ブーゲンビレア

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ブラジル周辺が原産地のオシロイバナの仲間です
南国気分を醸し出すには最高の花ですが
最低耐寒温度は5度だといいますからかなり厳しいですね
多くの植物園にはらず必ず植えてありますが

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他の地域は知りませんが
和歌山県の湯浅町あたりでは地植えで育っています
なんと二階の上のほうまで蔓をのばして
さながらブーゲンビレアのお屋敷という感じです

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このように気候に恵まれた地域は別として
他では当然鉢植えになりますが
鉢植えにするとまるで面白みのない花になります
やはり堂々とあたり一面蔓葉をのばしてのもの
豪快に咲くのを一度でも見たら鉢植えでは満足できません
挿し木で増やせます

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ヒガンバナ満開

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わたしの大好きな花が咲きました
ご存知ヒガンバナは野に咲く花ですが
きれいなので私は自宅でも栽培しています
ことしは残暑が厳しかったので開花が少し遅れましたが
今満開です

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このヒガンバナを忌み嫌う風習がありますが
なぜでしょうか?昔はこの球根が救荒食だったといいます
ヒガンバナの球根は澱粉が含まれていますが
有毒成分も含んでいます
それで球根をつぶし流水に晒して
澱粉を食料にしたといいます
だからむやみにヒガンバナを荒らさないようにと言う戒め化もしれません

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そんなわけで昔は田んぼの脇などには必ず植えられていました
今では主もいなくなり廃屋となり
ヒガンバナだけが、かっての面影をしのばせてくれます
ヒガンバナは3倍体で種ができません
全国ではまれにできる黒い種を求めて
ヒガンバナハンターが夢を追っています


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アンスリューム


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主に温室の花として有名なアンスリューム
サトイモ科で熱帯地域に生育しています
日本では夏の間は大丈夫ですが問題は冬です
最低必要気温が10度と言いますからよほど厳格な温度管理をしないと
枯れてしまうことに成ります

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しかも真夏の強光線は嫌いますし
水の与え方も停留水はだめですが、水切れにも弱い
そんな手間暇のかかる植物だからこそ
育てるほうは余計愛着がわくというものでしょうか

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増やすのは株分けですがなかなかここまで到達は困難
したがって初夏によく園芸店に顔を出すのを購入し
ひと夏限りのものと割り切って
生け花よりも長持ちするから、まぁいいかぐらいに思えば気楽ですが
まもなく温室に収容の時期業者はこの際放出してきます
今からは安くても購入するのはよほどの覚悟が必要です

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プルメリア

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緑化センターにプルメリアが咲いていました
ご存知ハワイなどで女性が好んで髪に飾る花です
既婚者は左側に未婚の女性は右側に飾るそうです
香りが良い事が特徴のプルメリア
でも日本の冬はそのままでは越せません

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プルメリアは南北回帰線の間では自生しています
ラオスの国花にもなっいているそうです
キョウチクトウ科の花木で高さは数メートル
一面に花が咲きいい香りが漂うそんな姿を見たいものです

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日本では冬季5度を保てれば越冬できるそうですが
なかなかこの条件を達成できるのはむつかしいです
大手園芸通販でも販売されていますが
最低でも4000\程度、高いものは1万円もします
やはりここで枯らすと大変です、栽培はあきらめましょう
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ジンジャー

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爽やかな香りの植物ジンジャー
白い蝶々が舞い降りたかのような花で
蝶々この植物の特徴は、なんと言いましてもその香りでしょうか
ショウガ科の多年草でして、しょうがのさわやかな香りがします

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原産地はマレーシアあたりのねったおい多雨地域です
そのため日本の冬は地上部は枯れてしまいますが
よほどの厳寒地でなければ球根は生きています
翌春には地温の上昇と共に新芽が出てきます

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植物を育てる場合できるだけ原産地の気候に近づけることが大事です
そのためジンジャーも水切れに注意して
肥沃な土にしてあげてください
日当たりはもちろん良好な場所です
後は植えっぱなしで毎年美しく花を咲かせてくれます
球根は通販で入手可能です

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ブルーキャッツアイ

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ネコの眼に似ているからとこの名前がついちゃそうですが
私は少しも猫の目に似ているとはお思いませんが
別の名前オカタンサスともいうそうです
ブラジルの植物で、ゴマノハグサ科の花です

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耐寒性がなく冬の管理は温室が欲しいところです
暑さにはさすがブラジル出身というだけのことがありますが
今の時期になると園芸業者が温室管理が必要なものを放出してきます
お買い得と言えばその通りですが、完全に冬越し出来ての話です

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増やすには初夏に挿し芽を行います
後は過湿と水切れに気を付けてください
もちろん日当たりのいい場所は当然ですが
真夏の直射日光は、できれば低減してあげてください
後は適宜、この適宜が実は難解ですが肥料を施してください


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